磨屑(読み)すりくず

精選版 日本国語大辞典 「磨屑」の意味・読み・例文・類語

すり‐くず‥くづ【磨屑】

  1. 〘 名詞 〙 金属などの細工で、こすった時に出る細片。こすってできた細かいくず。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「六根残る所なくうつくし。これを水晶のすりくずとは申侍らん」(出典:評判記・嶋原集(1655)松之部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android