磨立(読み)みがきたてる

精選版 日本国語大辞典 「磨立」の意味・読み・例文・類語

みがき‐た・てる【磨立】

〘他タ下一〙 みがきた・つ 〘他タ下二〙
① たんねんに磨く。しきりに磨く。一層磨きこむ。転じて、一段とすぐれたものにする。さらに立派にする。
※宇津保(970‐999頃)吹上下「よろづの調度を金銀瑠璃にみがきたてたる所に」
化粧などをして、美しく装う。
※夜の寝覚(1045‐68頃)二「乳母の、上の御前より姫君みがきたてて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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