磯上庄(読み)いそのかみのしよう

日本歴史地名大系 「磯上庄」の解説

磯上庄
いそのかみのしよう

三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)に「九十一磯上正願院寄」とある。磯上庄は興福寺大乗院領で、大乗院末寺の正暦しようりやく寺の別院正願院は預所と考えられる。

応永六年(一三九九)の興福寺造営段米田数帳(春日神社文書)山辺郡に「大乗院方 磯上庄二十四町大」とあり、一応その面積をうかがえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む