荘号(読み)しょうごう

精選版 日本国語大辞典 「荘号」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ごうシャウガウ【荘号・庄号】

  1. 〘 名詞 〙 荘園につけられた名称。荘園の設立者国衙(こくが)官吏と共に荘地を測定し、境界を定め、傍示を打ち、町段を注記して太政官に言上すること。また、その手続きを経て正式に承認された土地
    1. [初出の実例]「当初更無庄号、又無一紙之官符宣旨」(出典東寺百合文書‐ウ・一至廿・康和二年(1100)八月一六日・丹波国司請文案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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