最新 地学事典 「礬土頁岩」の解説
ばんどけつがん
礬土頁岩
aluminous shale
中国東北部に広く分布する石炭~ペルム紀のアルミナに富む頁岩。模式地は遼寧省煙台炭田。中国各地の類似層準に多くの産地が知られ,河北省石門塞の長城粘土,河北省開稟炭田の冀東粘土,山東省博山県の博山粘土・博山ろう石,遼寧省復州県の復州粘土などが著名。構成鉱物はダイアスポア・カオリナイト・ハロイサイトを主とし,ノントロナイト・オパール・ルチル・赤鉄鉱・ゲーサイトを伴う。Al2O3は遼寧省(35~45%),河北・山東省(45~70%)。用途は高アルミナ粘土質耐火煉瓦原料。日本は年間14万t前後を主に中国から輸入。
執筆者:須藤 定久
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

