礼礼し(読み)イヤイヤシ

デジタル大辞泉 「礼礼し」の意味・読み・例文・類語

いやいや・し〔ゐやゐやし〕【礼し/恭し】

[形シク]礼儀正しい。うやうやしい。
「あなかしこ、と―・しく書きなし給へり」〈真木柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「礼礼し」の意味・読み・例文・類語

いやいや‐ゐやゐや‥【礼礼・恭】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「いや(礼)」を重ねて強めたものを形容詞化した語 ) 丁寧で礼儀正しい。うやうやしい。
    1. [初出の実例]「言(こと)(ことば)(ヰヤヰヤ)しく恪(つつ)しみて、仙(ひじり)に逢ふ若きこと有す」(出典日本書紀(720)雄略四年二月(前田本訓))
    2. 「あなかしこと、ゐやゐやしく書きなし給へり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)真木柱)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む