神の少女(読み)かみのおとめ

精選版 日本国語大辞典 「神の少女」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 少女(おとめ)

  1. 神である女。神性の女。
    1. [初出の実例]「わたつみの 神之女(かみのをとめ)に たまさかに い漕ぎ向ひ 相(あひ)とぶらひ こと成りしかば」(出典万葉集(8C後)九・一七四〇)
  2. 神に仕える童女
    1. [初出の実例]「古(いにしへ)、年少(としわか)き僮子(うなゐ)ありき〈俗(くにひと)、加味乃乎止古・加味乃乎止売(カミノヲトメ)といふ〉」(出典:常陸風土記(717‐724頃)香島)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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