神八井耳命(読み)かんやいみみのみこと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神八井耳命」の解説

神八井耳命 かんやいみみのみこと

日本書紀」にみえる神武天皇の第2皇子。
母は媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)。神武天皇没後,異母兄手研耳命(たぎしみみのみこと)が自分と弟の神渟名川耳尊(かむぬなかわみみのみこと)を殺そうとしたので,射殺しようとしたがはたせず,かわって弟が異母兄を殺した。皇位を弟(綏靖(すいぜい)天皇)にゆずり,これを補佐したという。多臣(おおのおみ)の祖先といわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む