神宿村(読み)かみやどむら

日本歴史地名大系 「神宿村」の解説

神宿村
かみやどむら

[現在地名]茨城町神宿

寛政かんせい川下流にあり、沼に面する。東は海老沢えびさわ村。弘安大田文に「神谷戸五十九丁少」とあり、応永二五年(一四一八)六月の着到状(烟田文書)に「亀谷田」と記される。「新編常陸国誌」は「中世大掾氏鹿島ノ一族コヽニ居リ、神谷氏トナル」といい、当地に館跡がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android