中世,地頭・御家人が変事が発生した際,催促をうけあるいは自発的に馳せ参じたときに提出する文書。何の件で馳せ参じたのかを記して奉行所に提出するものと,「着到」から書きはじめて馳せ参じた者の氏名を書き連ね「着到如件」と結ぶものの2種類がある。提出したのち着到帳に記載してもらい,勤務を終えた後は「承了」「一見了」などの証判をもらって返してもらう。室町後期には「着到」と記して軍忠を書き連ねる着到軍忠状にとってかわられ,15世紀前半に姿を消す。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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