日本歴史地名大系 「神田御弓師屋敷」の解説 神田御弓師屋敷かんだおゆみしやしき 東京都:千代田区旧神田区地区神田御弓師屋敷[現在地名]千代田区外神田(そとかんだ)四丁目神田山本(かんだやまもと)町代地の北側に位置する片側町。南および北は同町、東は武家地、西は神田花房(かんだはなぶさ)町代地。元禄一一年(一六九八)に起立した神田松永(かんだまつなが)町が、享保四年(一七一九)下谷御数寄屋(したやおすきや)町(現台東区)の火災で類焼し、土地整理により河岸通り火除地と神田佐久間(かんださくま)町一丁目の代地となった。この河岸通り火除地と同一丁目代地との間にある麹町平河(こうじまちひらかわ)町一丁目代地続きの火除地の一部三〇〇坪が、享保一三年御細工所頭支配御弓師三輪仁兵衛の拝領町屋敷となり、町名を神田御弓師屋敷と唱える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by