神田鍋町(読み)かんだなべちよう

日本歴史地名大系 「神田鍋町」の解説

神田鍋町
かんだなべちよう

[現在地名]千代田区神田鍛冶町かんだかじちよう三丁目

鍛冶町二丁目の北に位置する両側町。西は神田鍋町北横かんだなべちようきたよこ町・同西横町、東は同東横町・神田小柳こやなぎ町二丁目・同黒門くろもん町、北は通新石とおりしんこく町。鋳物師の椎名山城拝領地なので鍋町と称したという。明暦三年(一六五七)の新添江戸之図に「なへ町」とみえる。なお、寛永江戸図にも町名が載る。御鋳物師椎名土佐方に国役銀を勤める町で、小間数は京間一二〇間(安永三年小間附町鑑)。文化年間(一八〇四―一八)には、御用達町人として佐々木美作(御印判師並御鉄砲道具師)・岡清九郎(御腰物金具師、御鞘塗師、二〇〇俵一四人扶持)の名がみえる(武鑑)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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