神策軍(読み)しんさくぐん(その他表記)Shen-ce-jun; Shên-t`sê-chün

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「神策軍」の意味・わかりやすい解説

神策軍
しんさくぐん
Shen-ce-jun; Shên-t`sê-chün

中国,唐代の皇帝直属軍の一つ。初め北西駐屯の地方軍であったが,安史の乱の際内地に移駐して,壊滅した従来の中央軍に代って皇帝直属軍の中核となり,やがて左右2軍に編成された。必ず宦官が神策軍中尉と呼ばれる総帥者となり,これが中唐以後,宦官が政治的発言力を増す基礎となった。第 11代皇帝憲宗はこれを強化して反唐的節度使討伐に活用し,一時唐朝の安定期を迎えた。最盛時には 15万の兵力があったといわれる。

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