神領銅鐸出土地(読み)じんりようどうたくしゆつどち

日本歴史地名大系 「神領銅鐸出土地」の解説

神領銅鐸出土地
じんりようどうたくしゆつどち

[現在地名]春日井市神領町

国鉄中央本線神領駅の南約一キロ、庄内川堤防の西約五〇メートル、神領の南端にある貴船神社境内に接した水田。付近一帯、神社と旧来集落は自然堤防上にあり、銅鐸はこれに接する標高二四メートルの沖積低地で出土。「感興漫筆」安政五年(一八五八)の条に「春日井郡神領村農民長蔵が次子専左衛門、村東の堤畔を掘て銅鐸二を獲たり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android