福ヶ袋村(読み)ふくがふくろむら

日本歴史地名大系 「福ヶ袋村」の解説

福ヶ袋村
ふくがふくろむら

[現在地名]南郷町福ヶ袋

鳴瀬なるせ川左岸、練牛ねりうし村の西にあり、対岸は志田郡船越ふなこし(現鹿島台町)。北の和田多沼わだたぬま村から鳴瀬川に沿って南下する仙台道と小野おの道の分岐点で、船越村との間に仙台道のための渡しが置かれた。渡しは当村のほぼ中央の留倉とめくらにあった。同地から小野道は鳴瀬川左岸に沿って南下する。寛永三年(一六二六)の伊達政宗領知黒印状(涌谷伊達家文書)に「練牛福ケ袋谷地 五拾五町」とある。正保郷帳に村名がみえ、田五三貫四八八文・畑七貫一四〇文。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む