福地キク(読み)フクチ キク

20世紀日本人名事典 「福地キク」の解説

福地 キク
フクチ キク

昭和期の婦人運動家 佐賀県母子連盟会長。



生年
明治26(1893)年11月25日

没年
昭和54(1979)年7月24日

出生地
佐賀県佐賀市

主な受賞名〔年〕
勲五等瑞宝章

経歴
米国に渡り、裁縫専門学校に学ぶ。帰国後、教員となり、佐賀女子師範学校や佐賀成美高等女学校などで教えた。太平洋戦争後、佐賀県婦人連合会の結成に尽力し、昭和22年同会発足とともに初代会長に就任。また、県の母子連盟会長も務め、未亡人母子家庭の福祉活動に当たった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「福地キク」の解説

福地キク ふくち-キク

1893-1979 昭和時代の婦人運動家。
明治26年11月25日生まれ。アメリカの裁縫専門学校にまなび,帰国後,佐賀女子師範,成美高女でおしえる。戦後は婦人会発足や佐賀県婦人連合会結成につくし,昭和22年初代会長。また県母子連盟会長として,未亡人福祉にもつとめた。昭和54年7月24日死去。85歳。佐賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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