共同通信ニュース用語解説 「福島県双葉町」の解説
福島県双葉町
県沿岸中部に位置し、東京電力福島第1原発の敷地北半分を抱える。立地する5、6号機は2011年3月の原発事故による損壊を免れたが、廃炉が決まった。原発敷地の周りには、県内の除染で出た土壌を保管する中間貯蔵施設が広がる。事故当時、約7千人いた全町民が避難を強いられ、役場機能は埼玉県加須市や福島県いわき市などに移された。被災自治体のうち居住人口ゼロの状態が最後まで続いていたが、22年8月に帰還困難区域の一部の避難指示が解除され、住民帰還が始まった。
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