共同通信ニュース用語解説 「福島県双葉町」の解説
福島県双葉町
東京電力福島第1原発の立地自治体。2011年の原発事故により、約7千人いた全町民が避難を強いられ、役場機能も一時、埼玉県加須市などに移された。事故後は除染土壌を保管する「中間貯蔵施設」が隣の大熊町にまたがって立地し、15年に搬入が始まった。45年までに県外で最終処分することが法律で定められているが、受け入れ先は決まっていない。22年8月に帰還困難区域の一部で避難指示が解除されるまで、被災自治体のうち居住人口ゼロの状態が最後まで続いた。24年11月1日時点で173人が暮らす。
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