福本藩(読み)ふくもとはん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「福本藩」の意味・わかりやすい解説

福本藩
ふくもとはん

播磨(はりま)国(兵庫県)神崎(かんざき)郡福本に置かれた外様(とざま)藩。1万石。藩主は岡山池田家の分家筋池田氏。1662年(寛文2)因幡(いなば)(鳥取県)鹿野(しかの)より池田政直(まさなお)が入部し立藩した。65年政直の死により弟政武(まさたけ)が継いだが、翌年その弟政済(まさなり)に3000石を分知して7000石の旗本格となった。藩領はその後若干出入りはあったが、1868年(明治1)子孫の喜通(よしみち)が加増されて1万0500石となり、大名格となった。70年鳥取藩に合併された。

小林 茂]

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