鹿野(読み)かの

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鹿野
かの

山口県中東部にある地域。旧町名。 1940年町制。 1955年須金村の一部を編入。 2003年徳山市,新南陽市,熊毛町と合併し周南市となった。錦川上流の内陸の盆地にあり,冬季の積雪が多い。林業のほかワサビ,シイタケなどを産するが,近年はナシ,ブドウなど果樹栽培が行なわれる。北部に登山者の多い莇 (あざみ) ヶ岳,東部の長野山にキャンプ場を備えた緑地公園がある。漢陽寺江戸時代の用水路潮音洞が残る。中央部で中国縦貫自動車道と国道 315号線が交差する。

鹿野
しかの

鳥取県東部,鳥取市西部の旧町域。河内川上流域にある。 1899年町制。 1955年勝谷村,小鷲河村と合体。 2004年鳥取市に編入。中心集落の鹿野は西方へ通じる鹿野街道に沿い,天正8 (1580) 年から 37年間,亀井氏の城下町として繁栄。現在も城跡や地割に当時の面影を残し,山中幸盛の墓のある幸盛寺や加知弥神社,寺内廃寺跡などがある。米作のほか,花卉,果樹を栽培。特産の鹿野笠は有名。国民保養温泉指定の鹿野温泉がある。一部は西因幡県立自然公園に属する。

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