福紙(読み)フクガミ

精選版 日本国語大辞典 「福紙」の意味・読み・例文・類語

ふく‐がみ【福紙】

  1. 〘 名詞 〙 紙を重ねて裁つ時、折れ込んだりして裁ち残しの部分のある紙。恵比須紙(えびすがみ)
    1. [初出の実例]「底の方に断ち残って端の大きく出てあることがございませう、彼れをば福紙ぢゃと申します」(出典:高座の色取(1906)第一集)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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