福袋(読み)フクブクロ

デジタル大辞泉 「福袋」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぶくろ【福袋】

前もってその中に種々のものを入れて口を閉じ、中身がわからないようにして各人に選び取らせる袋。余興商店正月の売り出しなどに出す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「福袋」の意味・読み・例文・類語

ふく‐ぶくろ【福袋】

〘名〙
① 開運札を入れる袋。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉一月暦「ヤッサモッサの中に手ん手に福袋(フクブクロ)を拝受し終ると」
② 袋に種々の物を入れて封をし、中身が何かわからないようにして、選び取らせること。また、その袋。余興や商店の年始の売り出しなどに行なわれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android