福道村(読み)ふくみちむら

日本歴史地名大系 「福道村」の解説

福道村
ふくみちむら

[現在地名]長岡市福道町

南は南新保みなみしんぼ村、西はさかい村枝村古新田。当地の旧家小熊氏の伝えによれば、鎌倉末の頃、祖先三島さんとう大積おおづみより移住したという。江戸時代に累世この村の里正を務めた旧家田所氏の祖先も小熊氏と相前後して大積地方から来て、この地に土着したのだという。天正村名考(温古之栞)に「ふくみち五十二軒」と伝える。元和四年(一六一八)の長岡藩知行目録に村名がみえ、高二五二石五斗。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android