私のしごと館(読み)わたしのしごとかん

共同通信ニュース用語解説 「私のしごと館」の解説

私のしごと館

若者職業意識向上を目指して建設された。赤字が続いたため一時民間企業に運営委託収支改善を目指したが、2008年に廃止が決まった。オープンから7年がたった10年3月、閉館した。

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知恵蔵mini 「私のしごと館」の解説

私のしごと館

2010年に閉館した、若者に職業体験の機会や職業情報、職業相談などを提供する施設。03年、厚生労働省外郭団体である独立行政法人雇用・能力開発機構」が京都府相楽郡精華町に開館した。巨額の初期投資に加え、雇用保険料財源としながら採算を度外視した運営をしていることが批判の的となり、08年9月から民間委託されるも、収支改善に至らず閉館。11年、雇用・能力開発機構が廃止され、厚生労働省が管理する国有財産となった。13年、同年度内の国から京都府への無償譲渡がほぼ決定し、環境やエネルギー分野などの研究開発拠点として再生される見通しとなった。

(2013-7-4)

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