秋の鹿(読み)あきのしか

精選版 日本国語大辞典 「秋の鹿」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 鹿(しか)

  1. 秋の季節の鹿。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「秋の鹿われもわれもと妻恋ひてその涙をばよその袂に」(出典:広本拾玉集(1346)二)
  2. ( 秋季牡鹿牝鹿を求めて鳴くことから ) 片思い。また、恋わずらい。
    1. [初出の実例]「秋の鹿じゃと見立たる医者」(出典:雑俳・旅すずり(1744))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む