日本歴史地名大系 「秋町村」の解説
秋町村
あきまちむら
- 広島県:三次市
- 秋町村
江戸時代を通じて広島藩領で、元和五年(一六一九)の安芸国知行帳には「安芸町」とある。一八世紀の末頃とみられる上田主水様御給知覚(米田家文書)によると、秋町村はすべてが家老上田家の給地となっている。同覚によると村高二九九石余、畝四一町余のうち六五石余(畝八町余)は荒川成、毛付高二三四石余(畝三二町余)の内訳は畠七二石余(畝一六町余)、田一五四石余(畝一六町余)、屋敷六石余(畝四反余)で、田畠の耕地面積はほぼ同じである。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報