秋穂車えび(読み)あいおくるまえび

事典 日本の地域ブランド・名産品 「秋穂車えび」の解説

秋穂車えび[水産]
あいおくるまえび

中国地方山口県地域ブランド
山口市秋穂地区で養殖されている。秋穂地区は、車えび養殖発祥の地として知られる。その基礎を築いた水産学者・藤永元作は、退官後の1963(昭和38年)に塩田跡地を利用して本格的な車えびの養殖事業を開始し、事業を実現化した。夏には天然物も水揚げされているため、年間を通して新鮮な車えびが出荷される。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android