自然界から得られる物質の総称で,人工的につくられた物質に対する用語.天然の気体や各種鉱物など無機系の天然物もあるが,狭義には,石炭や石油から得られる炭化水素や生物体内から得られる天然有機化合物をさすことが多い.それらの化学構造は多岐にわたり,天然高分子であるデンプン,セルロース,タンパク質,DNA,RNAなどのほか,より低分子の脂質,糖,油脂,ろう,アルカロイド類,テルペノイド類,ステロイド類,抗生物質,ビタミン類,ホルモン類などがある.それらの天然物には,不斉炭素を含み生理活性を有するものが多く,特定の立体配置をもつものにしか,生理作用がみられないのが普通である.生理活性物質は合成化学上の標的化合物となっており,最近では,不斉炭素7個を含むテトロドトキシンの合成が達成されたり,糖タンパク質の合成が開始されるという進歩が続けられている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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