秋葱(読み)アキキ

デジタル大辞泉 「秋葱」の意味・読み・例文・類語

あき‐き【秋×葱】

秋のネギ一つの皮に2本の茎が包まれているところから、「ふたごもり」とともに用いる。
「―のいや双納ふたごもり思惟おもふべし」〈仁賢紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「秋葱」の意味・読み・例文・類語

あき‐き【秋葱】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「き」はネギの古名 ) ネギは一つの皮に二本の茎が並んで包まれていることから、「ふたごもり」につなげて用いる。
    1. [初出の実例]「秋葱(アキキ)の転双(いやふた)〈双は重なり〉納(こも)りを思惟(おも)ふべし」(出典日本書紀(720)仁賢六年是秋(寛文版訓))

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