秘紋(読み)ひもん

精選版 日本国語大辞典 「秘紋」の意味・読み・例文・類語

ひ‐もん【秘紋】

  1. 〘 名詞 〙 定紋以外の紋で、図形を複雑にしたり、判じ物ふうにしたりした紋。替え紋。隠紋。また、秘密にして他見を許さない紋。
    1. [初出の実例]「鞆絵は御家の秘紋として、徳川家へ伝へ給ひし」(出典:随筆・塩尻(1698‐1733頃)二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む