精選版 日本国語大辞典 「塩尻」の意味・読み・例文・類語
しお‐じり しほ‥【塩尻】
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江戸中期の随筆。170巻以上が現存すると思われる。天野信景(さだかげ)(1663―1733)著。1697年(元禄10)ごろから1733年(享保18)に執筆され、原本は1000巻に及ぶともいう。著者は尾張(おわり)藩士で、博学の国学者として知られ、その合理主義的な学風は、吉見幸和(よしみよしかず)ら当代の尾張(愛知県)の学者や文人はもちろん、平田篤胤(あつたね)らにも大きく影響した。本書は、有職故実(ゆうそくこじつ)を中心に広範囲な分野にわたる和漢の典籍や自己の見聞を抄録し、自らそれらを考証、論評したもので、豊富な内容とともにその実証的な方法論が注目される。著者自身が「人の見るべきにあらず、只(ただ)閑暇遺忘に備ふ」というように、その草稿は反故(ほご)紙などに書き散らしたもので、散逸が甚だしくて完本はないが、1782年(天明2)名古屋の書林西村常栄が出版の目的で編集した百巻本のほか、数種の写本が伝わる。
[宇田敏彦]
『『日本随筆大成 第3期 13~18』(1977~78・吉川弘文館)』
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大阪府中部,大阪市の中央部にある運河。東横堀川から中央区の南部を東西に流れて木津川にいたる。全長約 2.5km。慶長17(1612)年河内国久宝寺村の安井道頓が着工,道頓の死後は従弟の安井道卜(どうぼ...
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