日本歴史地名大系 「秦廃寺跡」の解説 秦廃寺跡はたはいじあと 大阪府:貝塚市半田村秦廃寺跡[現在地名]貝塚市半田国鉄阪和線東貝塚駅と、その南東方にある堂(どう)ノ池との間にある奈良時代前期の寺院跡。標高二六メートル前後の低位段丘上に立地。昭和五四年(一九七九)に発掘調査が行われ、奈良時代前期以降の瓦・須恵器・土師器などが出土。岸和田市の岸和田高校には、当寺跡出土の奈良時代前期からの軒丸瓦・軒平瓦・鬼瓦などが保存されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by