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鬼瓦 おにがわら

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鬼瓦
おにがわら

瓦ぶき建物の大棟 (おおむね) 両端,降棟 (くだりむね) 先端につける装飾瓦。奈良時代以降鬼面をつけたものが多いのでこの名がある。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

鬼瓦

屋根の一番高い棟の両端を飾る瓦で、棟飾瓦ともいう。角や牙のある立体的な鬼の面から人、亀、竜、魚、平たい文様など様々なものがある。板状の粘土に型紙を載せ、へらで形を整えて焼いてつくる。その職人は鬼板師や鬼師と呼ばれる

(2010-07-17 朝日新聞 朝刊 名古屋 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

おに‐がわら〔‐がはら〕【鬼瓦】

大棟(おおむね)降(くだ)り棟の端に飾る瓦。獣面のほか蓮華文(れんげもん)などがあり、鬼面がなくてもいう。
[補説]狂言の曲名別項。→鬼瓦

おにがわら【鬼瓦】[狂言]

狂言。都に出てきた大名が訴訟に勝って因幡(いなば)堂お礼参りに行ったとき、鬼瓦を見て国もとの妻の顔を思い出して泣くが、太郎冠者に慰められて、笑う。

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百科事典マイペディアの解説

鬼瓦【おにがわら】

鬼面の形をした屋根棟(むね)の端の飾瓦。木製のものを鬼板という。《松屋筆記》によれば河伯(河の神)をかたどったものといい,一種の魔除(まよけ)であった。後には鬼面のないものでも鬼瓦,鬼板といった。

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防府市歴史用語集の解説

鬼瓦

 屋根のもっとも高いところの端につける、鬼の顔をかたどった瓦のことです。鬼の顔がなくても、鬼瓦と言います。

出典|ほうふWeb歴史館
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世界大百科事典 第2版の解説

おにがわら【鬼瓦】

建物の大棟や降り棟の端(はな)を飾る瓦。このため,棟端飾板の名もある。8世紀以降,建物の安穏を祈り鬼面を飾ったものが主として用いられたため,鬼瓦の名称が一般的で,鬼板とも呼ぶが,7世紀代には蓮華文で飾った。日本最古の鬼瓦は法隆寺若草伽藍のもので,複数の単弁8弁蓮華文を焼成前に彫刻している。文様構成は百済時代のものに似る。8世紀から13世紀までの鬼瓦は,まだ半肉彫風で立体感に乏しい。角をもった鬼は14世紀以降に広まるが,10世紀半ばにもわずかながら見受けられる。

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大辞林 第三版の解説

おにがわら【鬼瓦】

棟の端はなに取り付ける飾りの瓦。奈良時代には一般に蓮華文が用いられたが、八世紀以降獣面・鬼面へと変化した。今日では鬼面以外のさまざまの意匠も用いられる。
いかつくてこわい顔。

おにがわら【鬼瓦】

狂言の一。帰国する大名が因幡いなば堂へ参詣さんけいし、お堂の鬼瓦を見て国に残してきた妻を思い出して泣くが、太郎冠者が慰めてふたりで笑い合う。

出典|三省堂
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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

おにがわら【鬼瓦】

の一種。屋根の棟(むね)の端に取り付ける飾り瓦。鬼面の形がよく知られ、厄災よけとする。そのほか州浜(すはま)を意匠化したもの、「蔓若葉」と呼ばれる植物を意匠化したもの、「海津(かいづ)」と呼ばれるかまぼこ形のものなどがある。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典内の鬼瓦の言及

【瓦】より

…7世紀末葉から8世紀にかけて日本に少なからず影響を与えている。また,各種の道具瓦が作られるようになり,鬼瓦が作られるのもこのころのことである。高麗初期のものは新羅の系統を引くものであるが,しだいに簡単な文様に変わる。…

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