秩父丸(読み)ちちぶまる

日本大百科全書(ニッポニカ) 「秩父丸」の意味・わかりやすい解説

秩父丸
ちちぶまる

浅間丸、龍田(たつた)丸とともに第二次世界大戦前の太平洋航路に就航した豪華客船。日本郵船所属。横浜の三菱(みつびし)ドックで1930年(昭和5)竣工(しゅんこう)した。鋼製双暗車客船。1万7498総トン、全長178メートル、幅22.6メートル、深さ13メートル。当時としては珍しい大型ディーゼル二基を備え、出力1万6000馬力、20.65ノット。船客は一等243人、二等95人、三等500人。1本煙突の外観に特徴があった。30年4月4日にサンフランシスコに向け処女航海を行い、北アメリカ西岸航路に就航した。38年鎌倉丸と改名。43年3月フィリピン沖で雷撃を受けて沈没した。

[茂在寅男]

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