移の香(読み)うつしのか

精選版 日本国語大辞典 「移の香」の意味・読み・例文・類語

うつし【移】 の 香(か)

  1. 香を物に移し、しみこませること。主として九月九日、重陽(ちょうよう)の行事のとき、「着せ綿」に移された菊の香。
    1. [初出の実例]「菊の露もこちたく、おほひたる綿などもいたくぬれ、うつしの香ももてはやされて」(出典:枕草子(10C終)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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