程経へる(読み)ほどへる

精選版 日本国語大辞典 「程経へる」の意味・読み・例文・類語

ほど‐・へる【程経】

  1. 〘 自動詞 ハ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ほど・ふ 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙
  2. 時間がたつ。月日がたつ。時をすごす。
    1. [初出の実例]「ほどへて、宮づかへする人なりければ、かへりくるみちに」(出典:伊勢物語(10C前)二〇)
  3. 遠く離れる。
    1. [初出の実例]「ほどへける所より、侍従大納言成通のもとへ申送ける」(出典:山家集(12C後)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android