種子村(読み)たねこむら

日本歴史地名大系 「種子村」の解説

種子村
たねこむら

[現在地名]田子町田子 種子

熊原くまはら川の支流種子川の下流に沿い、四囲田子村とその支村に接する。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に村名がみえ、高七・八九七石とある。七ヵ年平均の免は一ツ一分三厘九毛。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」には蔵分九・六石余、給分四〇・九石余とあり、家数は一二で馬二六疋を飼養。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報