種里村(読み)たねさとむら

日本歴史地名大系 「種里村」の解説

種里村
たねさとむら

[現在地名]鰺ヶ沢町種里町

北は漆原うるしはら村、南の赤石あかいし川対岸は小森こもり村、東は赤石川に接する。

延徳三年(一四九一)津軽氏の祖大浦光信がこの地に入部したといい、津軽氏発祥の地といえる。天文年間(一五三二―五五)の津軽郡中名字に「たち里」とあり、種里のことと思われる。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の鼻和はなわ郡に高三五〇・九五石、うち田方は三二三・九石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android