鳳松院(読み)ほうしよういん

日本歴史地名大系 「鳳松院」の解説

鳳松院
ほうしよういん

[現在地名]弘前市西茂森町一丁目

西茂森にししげもり町禅林街三十三ヵ寺の一つ。長勝ちようしよう寺を主座とする上寺のなかにある。京徳きようとく寺と寿昌じゆしよう院の間に位置。種里山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。もと耕春こうしゆん院末寺。開山は金庵喜。開基は不詳。

長勝寺並寺院開山世代調(長勝寺蔵)によれば、種里たねさと(現西津軽郡鰺ヶ沢町)にあったとあり、開基の年代を慶長四年(一五九九)とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android