稲崎村(読み)いなざきむら

日本歴史地名大系 「稲崎村」の解説

稲崎村
いなざきむら

[現在地名]吉井町新治にいはる

美津留みつる川沿いの微高地に位置する。本高は六五石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」では古高一七〇石・役高二七二石。寛政元年(一七八九)の撫斗代七斗八升(上三郡取調手鑑)。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高二七二石、文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田七町三反余・開田一町六反余・畑田六町二反余・畑二町五反余・居屋敷二反余。旧高旧領取調帳によると高二二八石余。寛文四年(一六六四)大石長野おおいしながの水道建設では富光とみつ安枝やすえだ両村の庄屋も兼ねた佐藤清兵衛が尽力した(大石長野堰渠誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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