日本歴史地名大系 「浮羽郡」の解説 浮羽郡うきはぐん 面積:一六八・五四平方キロ浮羽(うきは)町・吉井(よしい)町・田主丸(たぬしまる)町明治二九年(一八九六)生葉(いくは)郡のうち現星野(ほしの)村を除く北部と竹野(たけの)郡が合併して成立。郡域は筑後川中流域左岸、耳納(みのう)山地北麓を占め、成立当時、西は三井(みい)郡、北は朝倉(あさくら)郡、南は八女(やめ)郡、東は大分県日田郡に接した。郡成立時の町村数は二町(吉井町・田主丸町)一四村で、郡役所は吉井町に置かれた。昭和四年(一九二九)浮羽村と椿子(つばこ)村が合併して御幸(みゆき)村が成立、同二六年同村は町制を施行して御幸町となり、さらに御幸町と三村が合併して浮羽町となった。また同年筑陽(ちくよう)村が成立し、同二九年に田主丸町に筑陽村など四村と船越(ふなこし)村の一部が合併、翌三〇年には吉井町に三村および船越村の一部が合併し、現在の三町となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by