稲盛り草(読み)いなもりそう

精選版 日本国語大辞典 「稲盛り草」の意味・読み・例文・類語

いなもり‐そう‥サウ【稲森草・稲盛草】

  1. 〘 名詞 〙 アカネ科の多年草。関東以西で山地の樹林下などに生える。高さ三~一〇センチメートル。葉は長さ三~六センチメートル、幅二~四センチメートルの卵形で先が少しとがり、二対または三対が茎の上部に対生する。初夏、細長い漏斗状で先が五つに裂けた淡紫色の花を茎の上部に数個つける。三重県の稲森山で初めて発見されたのでこの名がある。よつばはこべ。よつばぐさ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む