稲舂蟹(読み)いなつきがに

精選版 日本国語大辞典 「稲舂蟹」の意味・読み・例文・類語

いなつき‐がに【稲舂蟹】

神楽歌(9C後)小前張・細波「〈末〉蘆原田の 以名津支加仁(イナツキカニ)の や 汝(おのれ)さへ 嫁を得ずとてや 捧げては下(おろ)し や 下しては捧げ や 肱挙(かひなげ)をするや」

いねつき‐がに【稲舂蟹・

〘名〙 =こめつきがに(米搗蟹)〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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