穂咲七竈(読み)ほざきななかまど

精選版 日本国語大辞典 「穂咲七竈」の意味・読み・例文・類語

ほざき‐ななかまど【穂咲七竈】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の落葉低木。北海道、青森県下北半島に生え、庭木にもされる。高さ二~三メートル。葉は奇数羽状複葉、普通七~一一対の小葉からなる。小葉は披針形、縁は二重の鋸歯(きょし)状で裏に細毛を密生。頂小葉が最も大きく長さ約一〇センチメートル。六~七月、枝梢に小さな白い五弁花が円錐状または半球状につく。果実袋果楕円形で長さ約五ミリメートル。いわききんね。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「穂咲七竈」の解説

穂咲七竈 (ホザキノナナカマド・ホザキナナカマド)

学名Sorbaria sorbifolia
植物。バラ科の落葉低木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android