積重なる(読み)ツミカサナル

デジタル大辞泉 「積重なる」の意味・読み・例文・類語

つみ‐かさな・る【積(み)重なる】

[動ラ五(四)]
上へ上へと幾重にも重なる。「机に―・った本」
次々と物事が重なって大きくなる。「不満が―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「積重なる」の意味・読み・例文・類語

つみ‐かさな・る【積重】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 あるものの上に幾重にも他のものが添い加わる。また比喩的に、次々と物事がたまって大きく、または、多くなる。
    1. [初出の実例]「人生は甚だ瑣小なる事の積み累れるものなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android