穴が開く(読み)あながあく

精選版 日本国語大辞典 「穴が開く」の意味・読み・例文・類語

あな【穴】 が 開(あ)

  1. 欠損した状態になる。あるはずの物、事、いるはずの人、予定していたことなどがない状態になるために空白状態が生ずる。
    1. [初出の実例]「去年は千両の穴(アナ)があく」(出典洒落本野路の多和言(1778))
    2. 「封切が間に合わず、一番館に穴が開く」(出典:カツドウヤ紳士録(1951)〈山本嘉次郎〉監督てんやわんや)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む