究極兵器(読み)きゅうきょくへいき(その他表記)ultimate weapon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「究極兵器」の意味・わかりやすい解説

究極兵器
きゅうきょくへいき
ultimate weapon

水素爆弾弾頭装備の大陸間弾道ミサイルICBMが現れた 1950年代末頃から使われるようになった言葉破壊力目標への到達能力という点で当時としては兵器極限を示すもので,それに対する有効な防御手段がないと考えられていたため,絶対兵器とも呼ばれた。しかし弾道ミサイル迎撃ミサイルABMが開発され,一方 ICBMも進歩を続け,潜水艦発射弾道ミサイルSLBMも出現している。

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世界大百科事典(旧版)内の究極兵器の言及

【核戦略】より

…第2次世界大戦の終末期に広島,長崎で使用された核兵器は,在来の兵器に比べてけたはずれの破壊力を持つために,旧来の戦略思想を一変させた。核兵器はその巨大な破壊力のために〈究極兵器〉と呼ばれ,その使用は人類の破滅につながるので,戦争はできなくなったと見るものまでいた。しかし,第2次大戦後,核兵器は使用されなかったが,戦争は引き続いて発生してきた。…

※「究極兵器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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