空殻(読み)あきがら

精選版 日本国語大辞典 「空殻」の意味・読み・例文・類語

あき‐がら【空殻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 中身のない貝殻。肉のない貝殻。
  3. からになっていて、中に何もないこと。また、その入れ物。からっぽ。
    1. [初出の実例]「月も花も昔になした質の種 あきから匂ふ藤つづらかも」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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