空発(読み)クウハツ

デジタル大辞泉 「空発」の意味・読み・例文・類語

くう‐はつ【空発】

[名](スル)
爆薬などが目的物を破壊することができず、むだに爆発すること。
小銃などで、ねらいを定める前に弾丸を発射すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空発」の意味・読み・例文・類語

くう‐はつ【空発】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 爆薬などが、目的物を破壊できないで爆発すること。
    1. [初出の実例]「忽ち地雷火を空発(クウハツ)せしめて」(出典愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉旅順陥落後の我艦隊)
  3. くうほう(空砲)〔布令字弁(1868‐72)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android