コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

空間反転 くうかんはんてんspace inversion; space reflection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

空間反転
くうかんはんてん
space inversion; space reflection

時間座標を不変にして空間座標の符号を変える変換。P変換ともいう。空間回転 (または狭義のローレンツ変換) で不変な量には,空間反転に関して符号を変えないスカラー量と符号を変える擬スカラー量がある。ベクトル量にも,空間反転に関して座標と同じように符号を変えるベクトル (極性ベクトル) と符号を変えない擬ベクトル (軸性ベクトル) がある。たとえば,運動量はベクトルで角運動量は擬ベクトルである。量子力学では,状態 (波動関数 ) が空間反転に対して符号を変えないときパリティは正,変えるときをパリティは負であるという。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

大辞林 第三版の解説

くうかんはんてん【空間反転】

空間内の点を原点に関して点対称な点に移すこと。 → 時間反転

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

空間反転の関連キーワード高エネルギー加速器研究機構楊振寧(ようしんねい)弱い相互作用電磁相互作用強い相互作用クローニンパリティースカラー場CPT定理CP対称性益川敏英素粒子論時間反転フィッチ点対称β崩壊李政道小林誠

今日のキーワード

大義

1 人として守るべき道義。国家・君主への忠義、親への孝行など。「大義に殉じる」2 重要な意義。大切な事柄。「自由平等の大義を説く」...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android