空飛ぶ携帯基地局
ソフトバンク株式会社が2020年4月25日発表した米AeroVironmentとの合弁会社であるHAPSモバイルを通して行う、HAPS(High Altitude Platform Station=成層圏通信プラットフォーム)の通称。同事業の構想は、成層圏を飛行する航空機などの無人機体を通信基地局として運用し、空から広域にわたって通信サービスを提供するもの。HAPSモバイルは、地上から約20キロメートル離れた成層圏を飛行する無人航空機「HAWK30(ホーク30)」を開発。今後、研究開発やフライトテストを重ね、23年ごろにHAWK30の量産化を行い、サービスの提供を目指す。同事業について、ソフトバンク株式会社は通信や航空の世界的企業計12社が参加する連合を立ち上げると発表している。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報